DX推進パスポート
DX推進人材とは?
DX推進を目指す全ての人は、デジタルを「使う」と「作る」を行ったり来たりするための知識が更に必要となります。そのためには、デジタル・ITの基礎的知識に加えて、データサイエンスとAIの知識もより深く求められてきます。
DX推進人材(=DX推進パスポート取得者)の定義
DX推進を行う職場において、チームの一員として作業を担当する人。DXを推進するプロフェッショナル人材となるために必要な基本的スキルを有する
(例1)社内の業務改善企画担当
内製化&エンジニアと協働できるようになる
これまで外注だったシステム化をエンジニアと共に内製化を進める。効果を可視化して成果を示し、さらに内部へツールの展開の説明を自ら実施する
(例2)DXを進めたい経営陣
意思決定スピードアップ&説明コスト減
社内であがってきた企画を経営陣が正しく理解でき、これまで時間がかかっていた意思決定が迅速に。企画を上げる側も翻訳が不要となり説明コストが下がる
(例3)ベテランの業務担当
新しいものと今までを繋げられるようになる
新しいツールを受け止め、利用方法を学び、社内に合った運用方法設計とツール改善やチューニングを実施。ツールを活用して大きく生産性向上を実施
DX推進パスポートとは?
「ITパスポート試験」、「DS検定 リテラシーレベル」、「G検定」の3試験の合格数に応じたデジタルバッジを発行 。3試験のうちいずれか1種類の合格者には「DX推進パスポート1」、いずれか2種類に合格すると「DX推進パスポート2」、3つ全てに合格すると「DX推進パスポート3」のデジタルバッジを発行します。
3試験の合格数に応じた7種類のデジタルバッジ
DX推進パスポートについての補足と注意事項
DX推進パスポートはデジタルリテラシー協議会が取得推奨をしている各試験の合格を公的に証明するものではありません。第三者から公的な証明を求められることがあった場合は、各試験の運営元が発行している合格証書やデジタルバッジ等を提示するようにしてください。
例)国家試験であるITパスポート試験の合格を証明するものとしては、経済産業大臣が交付する合格証書または独立行政法人情報処理推進機構が交付する合格証明書となります。
DX推進パスポートの発行サービスについてはサービス利用規約に同意の上、ご利用ください。
賛同企業からの声(エンドースメント)
株式会社大林組 DX本部本部長室 室長 安井勝俊 様
大林グループは、デジタルリテラシーの底上げを重要なデジタル戦略の1つとして位置付け、「使う」と「作る」の両面でデジタル人材育成に取り組んでいます。Di-Liteは、この取り組みの羅針盤となるものであり、DX推進パスポートはその評価基準となります。
大林グループは、さらなる持続的な発展に向け、各事業の強みをDXで深化させ、社会インフラを支える「ものづくりの会社」としてステークホルダーの期待に応えていきます。
東急建設株式会社 価値創造推進室デジタルイノベーション部 部長 小島文寛 様
全社員にITパスポート試験の受験を推奨しておりますので、まずは「DX推進パスポート1」を目指していきたいと思っています。既に社内で10%ほどの合格者がおりますが、更なる推進を行ってまいります。
今回のデジタルバッジの導入により、自らのスキルが社内だけでなく外部でも価値を持つことを社員は実感できると思います。この取り組みが新たな学びの機会を生むことを期待しています。
みずほフィナンシャルグループ デジタル企画部 部長 堺昌弘 様
デジタルリテラシー協議会の新たな「DX推進パスポート」の発行は、DX人材育成の一助となる取り組みだと感じています。〈みずほ〉でも、2022年よりDi-Lite3資格の取得推奨を通じて社内のデジタルリテラシー向上施策を実施しており、こうした外部認証により一層の推進力を得ることを期待しています。
〈みずほ〉は、今後もお客さまにとって価値のあるサービスを提供し続けるため、デジタル変革推進に全力で取り組みます。
DX推進パスポートの取得体験記(外部リンク)
IPAが運営する「DX SQUARE」にて、DX推進パスポート取得のメリットと実際に取得したIPA職員の体験記をご覧いただけます。是非ご覧ください
DX推進パスポートの申請・変更・取消方法
当サイトから申請・変更・取消の手続きができます。
下記、必要な準備などを済ませた上、
初めてDX推進パスポートを申請する方は、「DX推進パスポート発行依頼」へ、
変更や取消を希望される方は、「DX推進パスポート変更・取消依頼へ」にお進みください。
申請に必要な準備
1.各検定(ITパスポート試験、G検定、DS検定)の合格を証明する合格証書番号などの合格者ID等、メールアドレス、氏名、生年月日
2.DX推進パスポートの登録及びデジタルバッジ発行に使用する氏名、メールアドレス等の個人情報
補足:
1の情報は各試験事業者に第三者提供し、貴殿が試験合格者であることを確認するために使用します。
2の情報はバッジ発行手続きに必要な情報です。Di-Lite事務局で保管します。またデジタルバッジのウォレット開設にも使います。ウォレットは今後、貴殿が様々な試験や研修などでバッジを取得されるたびに表示数が増えていきます。ご自身が長く使われるメールアドレスをお薦めします。
申請にかかる費用や申請時間、承認されるまでの期間
費用はかかりません。
申請は下記発行依頼ボタンから必要事項をご記入下さい。
アンケートなども含め、所用時間は5分程度です。
申請から発行までは1ケ月程度お待ちください。
DX推進パスポートのデジタルバッジ(デジタル証明)発行のご連絡方法
申請が認められた場合、ネットラーニング社より自動的に貴殿にメールを送付します。
メール内に記載されたリンクよりウォレット登録またはバッジ受領してください。
メールの発信元:OpenBadge<noreply_openbadge@netlearning.co.jp>
メールタイトル:オープンバッジ授与のお知らせ
稀に迷惑メールフォルダに振り分けられていることがあります。迷惑メールフォルダもご確認ください。
バッジの種類
DX推進パスポートは大きく3つに分けられます。
<DX推進パスポート3(最上位バッジ)>
ITパスポート試験、G検定、DS検定全ての合格者に贈呈されるバッジ
<DX推進パスポート2>
上記3試験のいずれか2種の合格者に贈呈されるバッジ
<DX推進パスポート1>
上記3試験のいずれか1種の合格者に贈呈されるバッジ
その他の注意事項
<デジタルバッジを既にお持ちの方で、過去バッジ取得時のメールアドレスを変更する場合>
デジタルバッジは1つのメールアドレスにつき、1つのウォレット(バッジを格納する箱)が発行され、そこにデジタル証明された各バッジが表示される仕組みです。G検定、DS検定に合格した方は既にデジタルバッジをお持ちですが、それぞれのメールアドレスが違うと2つのウォレットを保持することになります。もし、1つにまとめたい場合は、過去に取得したバッジをまとめたい方のメールアドレスに変更し、以前に取得したバッジの失効・再発行手続きが必要になりますのでご注意ください。
※ITパスポート試験は2021年4月以降の試験を受験し合格された方が対象です
発行元に関して
DX推進パスポートは当デジタルリテラシー協議会が管理、発行、運営しています。デジタルリテラシー協議会は、官民連携の会議体であり、3つの参加団体(独立行政法人情報処理推進機構、一般社団法人日本ディープラーニング協会、一般社団法人データサイエンティスト協会)に加え、オブザーバーとして経済産業省が参加しています。
また、DX推進パスポートはデジタルバッジです。世界標準の技術標準規格に沿い、株式会社ネットラーニングが当協議会の委託を受け、運用しています。
よくあるご質問
Q:DX推進パスポートの有効期限はありますか?
A: 有効期限はありません。本パスポートはITやAI、データサイエンスに関する一定のリテラシーを保持していることの証明になりますが、この領域全体の進化が早く、更新性も高いものです。
パスポートの発行年が記載されていますので、一つの目安にしてください。
Q:デジタル証明のデジタルバッジではなく、書類などでの証明書はありますか?
A: ありません。デジタルバッジによるデジタル証明のみに対応しています
Q:(いずれかの検定の)合格証書番号など合格を証明するIDがわかりません。それでも申請は可能ですか?
A:申請できません。
合格証書番号などの合格を証明するID(※)が不明な場合は次の方法で確認してください。
なお、G検定、DS検定の場合は、合格者IDに加え、合格時のメールアドレス情報も必須となります。
※ITパスポート試験は合格証書番号、G検定はアカウント番号、DS検定は合格者番号
<各試験の照会方法>
■ITパスポート試験
合格時に交付された合格証書をご確認いただくか、合格証明書の交付手続きによりご確認ください。
合格証明書の交付手続き
https://www.ipa.go.jp/shiken/goukaku/shinsei_01.html
■G検定
JDLA試験問合せフォーム
https://www.jdla.org/contact-exam/
■DS検定
DS協会問い合わせ窓口
https://www.datascientist.or.jp/contact/
Q:かなり前に合格した検定でもDX推進パスポートはもらえますか?
A:ITパスポート試験は2021年4月の試験(※)以降を受験し合格された方を対象としています。
G検定、DS検定は第1回目の合格者であっても申請可能です。
※ DXの取組みの進展等に関する技術動向等に対応して改訂した「ITパスポート試験 シラバス Ver. 5.0」を基に実施した試験
Q:申請からデジタルバッジ受領までにかかる期間を教えてください
A:1ケ月程度かかります。予めご了承ください。
Q:障害を持っているために情報入力などが困難です。どうすればいいですか?
A:事務局に直接お電話、メールなどでお問い合わせください。受付します。
Q:主催団体が実施する他区分の試験合格でバッジの発行はできますか?(例えば、基本情報技術者試験、E資格など)
A:他区分の試験合格では発行できません。
「DX推進パスポート」デジタルバッジは、ビジネスパーソンに求められるデジタルリテラシーの習得のためにITパスポート試験、DS検定リテラシーレベル、G検定の3試験を推奨する「デジタルリテラシー協議会」が、3試験全てに合格することを推奨するための取組みです。
「ITパスポート試験」、「DS検定リテラシーレベル」、「G検定」のみが発行対象であり、ITパスポート試験以外の情報処理技術者試験(旧制度の試験区分含む)やE資格は発行対象としておりませんので、ご了承ください。
なお、3試験は技術進化等に合わせて試験内容も更新しておりますので、これを機に是非チャレンジいただけることを推奨しています。
Q:DX推進パスポートのバッジ画像や名称を名刺に記載できますか。
A:DX推進パスポートのデジタルバッジを受領された方は、当該バッジの画像や名称をご自身の名刺に記載いただけます。以下をご確認ください。
(1)バッジの画像を記載する場合
ご利用にあたり、以下の注意事項をご確認ください。
・色や形を変えるなど、デジタルバッジのデザインを改変して利用することはできません。
・印刷等、紙面上でデジタルバッジを利用する場合、バッジ画像の掲載だけでは情報の確認(検証)ができないため、バッジ公開ページのQRコードも併記する等、検証可能な手段を確保した上でのご利用を推奨します。
なお、QRコードはご自身で作成をお願いいたします。
(2)名称を記載する場合
名称は以下の表記でお願いいたします。
・DX推進パスポート1
・DX推進パスポート2
・DX推進パスポート3